書籍の電子化。いわゆる「自炊」。ずっと捨て切れないでいた書籍の数々。その牙城を切り崩しに。といったら、少しオーバーですけれど。
愛用の富士通スキャナー、ScanSnap S1500M で読み取った 書籍はPDFファイルでMacに読み込んで、ストレージサービス、Dropbox に保存。
iPad を開いて、GoodReader アプリから Dropbox を開いて閲覧。
今回の自炊でのポイントは3つあります。
一つ目は、書籍を1ページずつバラして ScanSnap に読み込む際、裁断機を使わなかったということです。裁断機を使用せずに、書籍を電子レンジに放り込みました。背表紙のノリが溶けて、一枚ずつはがしやすくなります。
二つ目は、ScanSnap で読み込む際のPC側の設定。立て続けに読み込んだ資料を一つのPDFでまとまるよう設定を変更する必要があります。また検索で引っかかる設定なども行っておくといいですね。
三つ目は、GoodReader アプリの選定。日本語化されておらず取っ付きにくい感じはありますが、実際に使ってみるとさまざまな用途に役立てられます。
このアプリが Dropbox に連動しているだけでも素晴らしいことですが、Webサイトなども取り込んでおけたり、PDF上に書き込みを入れたりすることも可能です。
ちなみに、自炊の記念すべき第一号はあの木村秋則さんの記録『奇跡のリンゴ』です。読みたいのだけど読めないでずっと積ん読のまま。外出先でひも解けるといいな。