Facebook でバックアップが取れることを知った。実際にやってみた。ダウンロードできたものはただのバックアップではない。HTMLで自動生成されたホームページの完成品。
もちろんネットに上げればそのままサイト公開ができるけれど、すべてのプライベート情報も載せられているからそのまま上げることはできない。でもこれほど完成度の高いバックアップのしくみは初めて経験した。
人はいつか死を迎える。死を迎えるまでもない。その時のその人の半生は、Facebookのバックアップを終えた瞬間にその人の半生のライフログとして、製品化が完了する。
ブログが担おうとしてきたその役割を、Facebookは もっと有機的に効果の期待できるツールとして果たそうとしている。Facebook があれば、ブログは要らないのか? といえば、そうではないと思う。
たしかに Facebookは他者との関わりの中でその反応を容易に受け取りながら、または気軽にコメントやいいね!を残しながら、楽しみの一つとして仕事や生活に溶け込む。
一方でブログは、自分またはグループの世界観をもっと自由にもっとこだわりの中で使っていける道具として存在していくのではないか。
Facebook がデパートだとしたら、個人ブログは専門店に例えられるのかも知れない。個人の魅力を充分に引き出せるステージとしてこれからも利用していきたい。
【参照サイト】
Facebookの隠れ機能、全データダウンロードがすごすぎ。