ジグゾーパズルは平面で一つひとつのピースを当てはめていく。
立体ジグゾーパズルは、広さだけでなく深さがある。もちろん想像上のゲームである。一つのプロジェクトを振り返ったとき、ジグゾーパズルを立体にするとイメージにぴったりくる。
想像上のパズルでは、ジグゾーのカタチが時々刻々と移り変わる。変わりなく変わり続けるのがふつう。変えないことに価値を置くのではなくて、軸のブレがない進行を行なう。
プロジェクトは様々な約束ごとで成り立つ。変えられないこともあるけれど、変えられるところもある。
変えられないように見えても、じつは変えられる。それは当事者のコミュニケーションだったり意識の持ち方だったりする。
プロジェクトを成功させる。それはいつでも前提なのだと思う。そのために必要なあらゆる投資、労務をいとわない。
だからいつでも自分は何のためにこの仕事をしているのか、いま現在ワクワクしているかどうか、将来の夢に向かって歩いているのかどうかを自問し続けたい。
置かれた状況はどんなだって構わない。たとえ目の前の全ての仕事がなくなっても、たとえ目の前の道具がすべて消え失せたとしても、自分が自分であるために一歩でも前進しようとする気概をもって、一日に向き合う。