個人が生きる力をつける時代

〜 〜 新年のご挨拶に代えて 〜 〜

2012 New Year Card

個人が生きる力をつけることが問われる時代なんだと思います。

ホームページの制作に関わらせて頂きながら、その企業やお店、経営者やスタッフの思いをさまざまに受け止めてきました。それを表現するお手伝いをしてきました。そしていつでも問われるのは個人の思いなのだと感じます。

何のためにその仕事をしているのか、その仕事がお客様にどんな喜びをもたらせるのか、分かっていても、それを改めて言葉にして、見られるカタチにしてみることで、さらに変わっていく自分。または組織。

変わりなく変わり続ける中で、問われるのはその柔軟性。表現する者にとって、表現できる領域を増やしていくと共に、表現したい内容の量と質の再構築を迫られる。その繰り返しがネットで自己を表現するということなのかも知れません。

「意識を変えていく必要があるな。」

去年のこの時期、その経営者はぽつりとつぶやきました。そこからすべては始まりました。

完成品をポンと渡すのではなく、作りながら考える。考えながら作り変えていくこれまでにないホームページ制作の試みを去年経験しました。その試みは今も続いています。

大切なことはビジネスゴールを明確にした当事者同士の信頼感。言うは易いことですが、こうなんじゃないかなという思いをキャッチしてそれを実行してみる。

良質のサイトを作る。もっといいものを作る。関わっている当事者が感動できるような何かを作っていきたい。

当事者の感動が伴わない制作で、サイトをご訪問頂くお客様に感動させることができるかどうか。答えはおそらく No でしょう。お客様は敏感に察知するもの。ただでさえ寒いこのご時世、身銭を切ってそのサービスの優良を判断なされるのです。

先ずは「サイト運営チーム」として、ビジネスゴールに向かって動き始めてみる。成果が出るまでの道のりは多少長いかも知れない。だから途中の景色を愉しみながら進みたい。ゆったりとゆるやかに、歩みを進めたい。ゆるゆる広場では、「ゆるゆるに生きよう〜。」とメッセージをしています。

ゆるゆるに生きるとは、のんびりと何もしないことではありません。大局を描いてそれに向かってあらゆることを愉しむ在り方・生きざまを問いかけています。

一人の人間としての生き方をどこまでも追い求めながら、それがやがてはビジネスにも結果を出すと信じて、活力ある日々を今年一年過ごしたい所存です。

関連サイト:
シュービン情報デザイニング(ビジネスサイト)
ゆるゆる広場(勉強のためのコミュニティサイト)

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